伊万里鍋島焼タンブラー

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『タンブラー』

■カラー：Black／Nashiji green／Nashiji white

■サイズ：Φ77×H142mm

■容量：350ml

■重量：約140ｇ

■素材：陶器、ゴールド（飲み口）
　※食洗機、電子レンジ不可

■ブランド：畑萬陶苑（佐賀・伊万里）

すべて畑萬陶苑オリジナルの黒いボックス入り　１個と２個セットのバリエーションがあります

futoがお伝えするオリジナルのギフトストーリー

伊万里焼（鍋島焼）の歴史

佐賀には日本の磁器発祥の地、有田をはじめ、唐津、伊万里、嬉野、武雄などたくさんの焼き物の里があります。

その一つ、伊万里市大川内にある焼き物を伊万里鍋島焼といいます。

大川内は江戸時代、鍋島藩の御用窯があり、将軍家や諸大名ヘの献上品、贈答品が作られてきました。次々と開発される高度な技法が他に漏れるのを防ぐ為、人家から離れた大川内はまさに「秘窯ノ里」と呼ばれてきました。

豊かな自然を器に宿す「畑萬陶苑」

伊万里鍋島の窯元として昭和元年に創設した畑萬陶苑は歴史と文化を重んじ、素材、技法、美への飽くなき探求心によってこれまでにない新しいものづくりをして来ました。
さらに現代のライフスタイルに寄り添う商品を生み出すため、伝統に甘んずることなく、新しい技術や表現を取り入れる事にも果敢に挑戦しています。

持ちやすさ、飲みやすさを追求したシンプルな形

夏になると「タンブラーを贈り物にしたい」とfutoにたくさんお問合せをいただきす。

贈り物として、様々なシーンでオールマイティ―に活躍してくれるタンブラー。タンブラー探しに何年もかかりましたが、やっとこれだ！というものに出会えました。

こちらのタンブラーは「畑萬陶苑」５代目畑石修嗣さんが、２年の歳月をかけて究極まで薄さを追求し、職人とやり取りを重ねて出来上がったものです。

飲み口は少し反らせることで口当たりを考慮し、飲んだ時のキレの良さを実現。ふちにはアクセントとして華やかなゴールドを施しています。

持った時の軽さ、持ちやすさも考慮してできる限り釉薬を薄くかけることに成功。

伊万里鍋島焼の魅力とされる繊細さと新しい表現を目指した日々使いたくなるタンブラーです。

 

光を透すほど究極の薄さを追求

制作での秘話を伺ったところ、３５０ｍｌの缶ビールの容量をジャストサイズで仕上げることも大変苦労されたそうです。

まず９５０度で素焼きして、その後釉薬をかけて１３００度で焼成するという２段階のプロセスで収縮率を綿密に計算して作らなければなりません。

また、究極の薄さのためそのまま焼成すると飲み口が楕円に変形してしまうおそれがあるので飲み口を下にして、山型の台に置いて焼成することで真円になりまた自然に外に反って出来上がるそうです。 

このタンブラーの魅力は、ビールやハイボール、モヒート、アイスコーヒー等冷たい飲み物がより冷たく、心地よく飲めます。

ビールを普段あまり飲まない方にも味がマイルドになって飲みやすいと好評です。ガラスのタンブラーと違って土の気孔によって空気が溶け込み、きめ細やかな泡になるのでしょう。

 

アイスコーヒーもいつものグラスではなく、陶器のタンブラーで飲むとまた味わいが違い、より美味しく感じることでしょう。

また、グリーンと白のタンブラーは鉄粉を釉薬に混ぜ込んで表面の質感を表現しており、果物の梨の表面の質感に似ていることから梨地（なしじ）と呼ばれています。

自然な風合いを表現するためにそれぞれ、黒の点々の出方が異なりますが、グラスの個性としてお楽しみください。

 

３色からそれぞれお好みで選べるのも魅力のひとつですが、家族の食事や、ホームパーティーなど同じ色で揃えるのもテーブルまわりが華やぎます。タンブラーの肌感を感じながら楽しいおしゃべりが弾むことでしょう。

 

贈り物に

スリムなフォルムは男女問わず使いやすく、ペアグラスとして贈り物にもおすすめです。

futoでは2個セットの箱もご用意していますので結婚祝いやご両親の記念日など色違いで贈り物にお選びください。

また、ゴールドのふちが華やかで御祝にも最適です。

お酒とセットにしたり、昇進祝いや日々の贈答品に。

技と美を注ぎ込んだ丁寧な器（タンブラー）を大切な方への贈り物に。