料理を引き立てる器 TOKONAME「盤-ban」 

¥7,150

税込

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常滑焼 佳窯「丸切立盤」

■カラー:ホワイト、ブラック、グレー

■サイズ:Φ24cm×2cm

■重量:750g

■ブランド:ban

※贈り物には「箱入り」をお選びください。

Made in Japan

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futoがお伝えするオリジナルのギフトストーリー


常滑焼-TOKONAME

伊勢湾の東に位置する「常滑」は穏やかな気候のもと人もおおらかでゆったりとした時間が流れる街です。

伝統工芸である常滑焼は日本六古窯の一つに数えられ、その起源は平安末期までさかのぼります。

常滑焼の特徴はこの地で採れるきめが細かく鉄分を多く含んだ陶土を使用していることです。

焼くと赤く発色するので朱泥(しゅでい)と呼ばれ、常滑焼を特徴付ける色の焼き物で知られています。

その中でも急須は釉薬をかけずに焼くので、多孔質の土肌が渋味成分を吸着し、鉄分が苦味をとってお茶の味がまろやかになると言われ、日本の代表的な急須として全国で愛用されてきました。

平安時代から日常食器や貯蔵のための甕、土管や盆栽鉢で栄えてきた常滑ですが、生活様式の変化もあり、産地として危機的状況にあります。

10年ほど前、急須職人・窯元・作家といった立場の違う人たちが集まり、議論と研究を重ねて常滑の土や原料の可能性をもう一度見直してみようと ”盤プロジェクト”が立ち上がりました。

盆栽鉢製造の成形・乾燥技術、急須職人の精密な仕上げ、そして、作家のゆらぎの感性がつながり、器「盤ーban」が生まれました。

料理のための器、「盤ーban」

現在「盤-ban」は、プロジェクトメンバーだった佳窯の三代目久田貴久氏が引き継ぎ、さらに進化を続けています。

これまで急須に使われてきた細かい粒子が特徴の伝統の常滑の土はうっすらと艶があるマットな表情やつい手に触れたくなるなめらかな触り心地。

食材をのせたとたん、色、質感、艶、食感までも最大限に引き出し、ひとつずつ丁寧に仕上げたbanは美味しそうという気持ちを刺激します。

そして特別な料理でなくても、青菜ひとつのせるだけで生き生きとした一皿になります。


チャラ

チャラは、釉薬に近い性質の常滑にしかない原料で、光沢のないマットな表情になるのが特徴です。

プロジェクトで配合を研究し、数十種類以上の色を開発し、現在のカラーバリエーションが可能になりました。


貝(牡蠣殻)による装飾

常滑が面する伊勢湾では海苔の養殖が盛んで海苔の種付けに牡蠣殻を使います。それを再利用できないかと考え、使用後の牡蠣殻を高温で焼いて粉末状にしたものを器の表面に振りかけると、まるで静かに雪がふりつもったかのような繊細で上品な模様が浮かび上がります。

 海とともに歩んできた常滑の歴史を感じられる景色が器に広がります。




丸切立盤

平皿のリムがまっすぐ立ち上がっている丸切立盤はシンプルながらも個性的なデザイン。カレーやパスタにも使えて、美味しさの表現が高まります。

自宅用はもちろん、ちょっとしたおもてなしにも素材を生かした美しい盛り付けが食卓を華やかにシンプル&モダンなデザインの器はプロが盛り付けたかのように料理が映えます。

また、お料理以外にもトレイのような使い方で酒器や花器を置いたりと使う方の想像を掻き立てます。

通常の器は、焼成の都合で裏面には釉薬をかけない(=料理を盛ると跡がつく)のですが、「盤ーban」はチャラが釉薬と同じように表面をカバーするので裏面も使用可能になっているのでまた、違う器として表裏両方お楽しみいただけます。


色はホワイト、ブラック、グレーの3色。ブラックは焦げ茶に近い色です。

ホワイトは牡蠣殻が華やかに浮かび上がり、ブラックはクールな印象。ニュアンスグレーはモダンで洋の器としても活躍します。


贈り物としても

美しさと実用性を兼ね備えた器は、使う方の様々なシーンに寄り添います。

1枚あるだけでテーブルに華やぎを添えるお皿を常滑焼「ban」の想いと一緒にお届けください。

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