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商品情報
木工作家、宮﨑昌洋さんが一つ一つ丁寧に手作りした木の温もりを感じるヒノキのおもちゃシリーズ 2016年グッド・トイ賞受賞作品
■素材:ヒノキ(球:ブナ)
■サイズ:約100×80×100mm(球:直径45mm)
■重さ:約120g
木は小さくても呼吸をして生きています。
水戸の和紙で優しく包んでお届けします。
Made in Japan
futoがお伝えするオリジナルのギフトストーリー
赤ちゃんの手に似合うのはぬくもり溢れる木のおもちゃ
生まれて間もない我が子を見つめていると、“初めてのおもちゃは無垢な木で作られたものがいい”と感じる方は多いのではないでしょうか。今はまだ、お母さんや愛してくれる人たちのあたたかな肌に触れているだけの、赤ちゃんの手。できることなら、同じように“命のぬくもり”を感じられるおもちゃで、人生の楽しみごとをスタートさせてあげたいと思いませんか?
そんな赤ちゃんのファースト・トイとしておすすめしたいのが、木工作家・宮﨑昌洋さんの木のおもちゃ。素材となる木の伐採から製作までをたったひとりで手掛ける、まさに作者の顔が見えるおもちゃです。素材には、主にヒノキを使用。ヒノキは、その香りやヒノキチオール成分によるリラックス効果とともに、しばしば神社仏閣の建築材としても使用される耐久性に優れた木材。そこには、「末長く一緒にいたくなる“大切な友だち”のようなおもちゃを作りたい」という宮﨑さんの想いが込められているのです。
システムエンジニアから一念発起木工作家への転身
宮﨑さんは、木工作家になる以前は、システムエンジニアとして某一流企業に勤めていた異色の経歴の持ち主。大学卒業後に十数年間勤務した後、体調を崩したことを機に、自分が本当にやりたいことを見つめ直したと言います。「会社では行政部門に所属していたのですが、ある時、教育用ネットワークシステムを構築することになり、子どもに関するさまざまなデータを見る機会があったんです。衝撃的だったのが、“今後は、世界中で子どもへの虐待やうつ病が増えていく”と予測していたデータ。シンポジウムなどに参加するうちにますます興味が深まり、同時に、自分も子どもたちのために何かできないだろうかと考えるようになりました」。その後、進むべき道を求めて会社を退職。考えを巡らせた末、子どもたちに寄り添えるのはやはり遊具ではないかと、木のおもちゃ作りを思い立ちました。すべてがゼロからのスタートでしたが、木工制作のできる環境を探して巡り合った茨城県常陸太田市で、地元の方々に支えられ、試行錯誤を繰り返しながら、約2年間をかけてオリジナルの木のおもちゃを完成させたそうです。
理想のおもちゃを追い求める手作りへのこだわり
宮﨑さんが作るおもちゃは赤ちゃんの肌のような滑らかで、紙やすりは目の粗いものから細かいものまで6種類を使って磨き上げ作業にたっぷりと時間をかけています。
ロングセラーの球転(たまてん)は、カゴに見立てた入れ物に木の球を入れて遊ぶ素朴なおもちゃ。転がすたびにカロコロと優しい音が響きます。掴む、運ぶ、入れる、出すなどさまざまな動作を通して、親子でコミュニケーションを取りながら、たくさんの刺激や発見を与えてあげられるのも大きな魅力です。
おもちゃの製作中は、朝から夜中まで16〜17時間ほど工房に籠るという宮﨑さん。そこまで徹底して手作りにこだわる理由は、一体何なのでしょうか? それは、「本当に手に馴染むものは、手作りからしか生まれない」という強い信念があるからなのだそう。「子どもが安全に使うことができるのはもちろんですが、私が本当にめざしたいのは、ぎゅっと握ることで安心できて、いつまでもそばに置いておきたくなるおもちゃ。願わくは、大きくなってからもベッドの中まで連れて行ってもらえたら、これ以上の喜びはないですね」。
ひとつひとつひたむきに愛情いっぱいに作られたおもちゃを、子どもたちの遊びを広げてくれる“相棒”として、プレゼントしてみてはいかがですか?
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