おすすめギフトの「生まれ」と「育ち」

大切な人に差し上げたいのは、想いを込めて生み出されたモノたち。
笑顔を運ぶ、サプライズになる、あなたをもっと印象づける——
そんな、「futo」が厳選したおすすめギフトの背景をご紹介します。
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軽やかにまとう、優しさが生んだ「ペーパージュエリー」

「ペーパージュエリー」は、その名の通り、紙で作られたアクセサリー。“紙で作られた”と聞いて思い浮かぶのは、どのようなアイテムでしょうか? “平面的”“カジュアル”、それとも“すぐ壊れそう”・・・? そのどれをもさらりと覆す新感覚のアクセサリー、それこそが「ペーパージュエリー」の魅力なのです。

誕生のきっかけは、デザイナーの古堅ちひろさんご自身が、金属アレルギーに悩まされていたこと。「すべての女性がストレスなく楽しめるアクセサリーを作りたい」。そんな想いが、自称“紙フェチ”の魂に火をつけ、これまでにないプロダクトへの挑戦に繋がったと言います。
03_2 まずこだわったのは、素材となる紙選び。アクセサリーとして耐えられる丈夫さはもちろん、汗や汚れにも強い理想的な紙を探すため、目を通したサンプルは約5000種類! 最終的に選んだのは皮が練りこまれている合成皮革紙で、耐久・耐水性に優れている上、しなやかな張り感やうっすらと滲む光沢感など、レザーの持ち味にも似た上質感も決め手だったそう。“白”に関してだけは、より繊細なデザインに適したアクリル樹脂混の特殊紙を使用しているそうですが、もちろんこちらも耐久・耐水性は問題ないそうです。
03_3 美しい切り絵のようなデザインは、グラフィックデザイナーとしても活躍する古堅さんならでは。紙だからこそ表現できるフォルムを意識しながら、ボリューム感と遊び心のあるデザインを生み出します。また、ネックレスはクラスプ部分に工夫を凝らすことで、フロント部分に自然な立体感を演出できるつくり。胸元に乗せることで、俄然、華やかなアクセサリーとして際立ってくるのです。お揃いのピアスは、驚くほど軽いのも魅力。フック部分にはシリコン素材を使用しているため、こちらもアレルギーに悩まされる心配はありません。

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さらに、紙ならではのおもしろさを追求する姿勢は、パッケージ方法にまで徹底しています。ネックレスは、スタイリッシュなパッケージにシート状で収められていて、雑誌の付録のように切り出すことで、ネックレスを“つくる”感覚から味わえるのです。ストレスフリーにおしゃれを楽しめるアクセサリーは、同時に、コンテンポラリーアートのようなユニークさを兼ね備えたアイテム。ギフトとして贈れば、贈り主の優しさと、ウィットに富んだセンスまで届けてくれるに違いありません。

 

写真(モデル)/大畑陽子 取材・文/村上治子